ひたひたと足音がついてくる どこまでも どこまでも 足元に伸びる 黒い影 黒い犬 振り返ると気配だけ残して 一陣の風が吹く 風と共に 風の中に その気配を見張る 見つからないように 決して見つからないように 彼らの遠吠えが響いている どこに逃げても無駄…
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