2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ああ またかと思うと吐き気がした

この時期は眠りが浅くなる ただでさえ悪い寝付きに拍車が掛かる 睡眠が二日に一回程度になる事も珍しくない 人生のうちに数える位しかない衝撃を自分の中に突き刺していったソレ その全てと言わないまでもほとんどがこの時期に起きている この時期の熱い湿っ…

君のその細い指がキーボードの上で踊るリズムが何より心地良いんだ

何かが楽しくて充実してしまうと他の何かが疎かになるのかな 自分が更新した日記の一覧を見てそんな事を思った 自分が残した足跡 ブログを知らなかったら消えていったかもしれない足跡 雪原に残る小さな動物の足跡みたいに小さくはっきりと黒い点 書きたい事…

明晰夢

夢を見たんだ 突然何かに襲われる夢 すごく怖かった 必死で逃げたんだ そこから逃げた どこへ行くともなく とにかく走った この辺りから夢だって気がついたんだ 地面を蹴っている感触がなかったから それでも走ったんだ 妙なことに息は上がるし心臓も高鳴っ…

目を配ったら愛しさとかの意味が少しわかった気がした

未来っていう光り輝く粒が降り注ぐ 誰にも平等に公平に残酷に綺麗に 自分の意味の一粒を失わないように伝えられるように祈っている 変わっていない様で少しずつ変わっていく街並み のったりと車の通らない道を歩くねこ 自分の細胞の一粒までもがあなたの事を…

或る女

私には婚約者がいる。 けれど今、目の前にいる男は婚約者ではない。 友達のパーティで知り合った男。 別に特別な関係じゃない。 たまたま近くで会ったのでランチを一緒に取って、 話題だろうと思われる映画を見て、 感想を話しながらとろっとした淡いワイン…

独りが寂しいのは神様も一緒なんだよ きっと

時間が初めて進み始めた頃 たくさんの神様とたくさんの人間は仲が良かったんだって 遠い昔の御伽噺 小さい頃におばあちゃんがよく話してくれた 平和な楽園を想像して私はよく眠れた 彼は死んだ 何年か前に誰かが言ってた それは多分正しいんだ 私には彼が生…

電話を掛けようかと思って

やっぱりメールにしようと思って 何回か書いては消して 声が聞きたいだけで電話したらダメだよなぁって自分に言い聞かせて 結局パタンと携帯電話を閉じる 緑色の夜風に流されて見上げた空 踏み荒らされた雪模様

燃え盛る業火だけが身を焼く訳ではない

疲れた。 いつになく疲れが残っている。 痛む目頭を押さえながら自宅へ。 ここの所、執拗な嫌がらせと悪戯電話で妻の美悠はかなり参っている。 電話番号を変えたり等の対策は取ったが、どこから漏れているのか対して効果はなかった。 自分が自宅に居ない平日…