君のその細い指がキーボードの上で踊るリズムが何より心地良いんだ

何かが楽しくて充実してしまうと他の何かが疎かになるのかな
自分が更新した日記の一覧を見てそんな事を思った
自分が残した足跡
ブログを知らなかったら消えていったかもしれない足跡
雪原に残る小さな動物の足跡みたいに小さくはっきりと黒い点
書きたい事なんて最初からなかった
書いた事で得た事がたくさんあった
書く事を止めてしまったらなくなってしまうんじゃないかって書く事に臆病になった
また気が向いたらPCに向かいキーボードをいつか叩くかもしれない
真っ暗な小さな部屋の隅で
高揚と好奇心を抑えられない子供のような眼で
書き始めた頃のように