物心付く前から ずっと一緒にいた 寂しいときも話しかけたりしていた 昼は太陽の光で 夜は月の光で ある晩 彼女を抱いているときに彼はこっちを見て笑った 僕の腕の中で眠る彼女の横で 「カノジョ ハ ボク ヲ アイシテルンダ」 僕が彼女を抱いているときは彼…
部屋の明りをつけなくても 外の明りのおかげでうっすらと見渡せる 明るい夜に排気ガスの塊のような雨雲が浮かんでいる 「自分の目に映る景色は自分の心の中の景色」 なんて言ってた人を今は恨む 天候すら嫌な気分にさせるなんて 部屋の扉を開けて腕の中に滑…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。