花 もう咲いていたんだよ 知ってた?

私達は
カラダの何所かに
とても小さな
けれども無限の種を一つ持っている
それは様々な栄養を必要とする



例えば
世界で一番自分が不幸なんじゃないかと思う事
この人の為ならなんでもして上げたいと思う事



どんなに辛い思い出も
どんなに嬉しい思い出も
忘れても決して消える事は無い
種の栄養として
ひとつ
またひとつと
積もっていく



その種から
赤く暖かな根が拡がり
その種の想いが伝わる



私達は花
小さな種から咲いた華