何が罪だったのか それこそが罪

また君のいない冬がボクの横を通り過ぎる



まさか居なくなるなんて思わなかった



最後の言葉を言えなかったし
最後の言葉を聞けなかった



残っていたのは
一通の手紙
一片の言葉
永遠の呪い



あの時
この手紙を
開いて読んでしまった為に
ボクは過去へ進むようになってしまった



逃した一瞬は永遠に届かない
かけがえの無い灯り



過去へ歩き
ようやく終わりの時
これで楽になれる
キミに会える



ふと見上げると
周りの景色が



背中に羽根が無い



光が遠ざかる




闇が濃くなっていく





ボクは・・・