愚かな事をしているなんて

言わないで
そんな顔しないで
自分が一番わかっているから
前を見ずにぶらぶらしている
そんな風に見えるかもしれない
切り立った崖の上をふらふらしている
そんな風に見えるかもしれない
遠く背中に届く懐かしい犬の鳴き声
よく一緒に駆け回ってた翡翠の芝生
戻ることはできないけれど新たに見つけることはできるはず
きっと