空を舞う月が 風と交じる紅葉を妖しく燈らせる 緋く染まった葉と 少し若い黄蘗の葉が擦れる 夜の闇を彩り 揺れて織り成す色彩 月の冷たく優しい粒子が妖しさを添う その月の粒がグラスに注がれた琥珀の水面へ落ちる 自身の影を僅かに紋が震わす 幾つかの粒子…
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