赤い蛇が体を這いずり廻る 鼻をつく水と香の匂いが篭った部屋 這いずり廻った後には光の筋が 朦朧としたアタマに触れる 初めからその獲物を狙っていたかのように それを絡め取る 嬉しそうに濡らし続ける そのぬるりと絡みつく感覚に眼を向ける 薄暗い部屋に…
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