名前も知らない花 静かな森の谷間にひっそりと生えてた 透明な腕を伸ばして触れる 果肉のように柔らかな葉 誘うような包まれるような匂い 深く碧い森に彩を添える色 その身を守る為の毒と棘 真っ暗な夜でも頬杖をついて眺めていたいと思った 摘んで帰った 手…
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