窓の外から小鳥の鳴き声。部屋には吹きたてのいつもの香水の匂い。フィルターでゆっくり淹れた薄めのモカ。飲み干した白いカップ。淵に僅かに残った緋。一人で居るときに響く時計の針の音がキライ、そう言って壁に掛けた音を刻まない時計は7時を指している…
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