涙をココへ置いて行く 未来を奪う為に

地面から生えている人工の樹
蔓から垂れている灯りが私と車内を定期的に照らす
流れる音楽は
さっきまではお気に入りだったのに・・・
薄く鈍い光を反射するその板を窓から投げる



最初から続かないって解ってた
求めるものが違うから
見ているものが違うから



ただその一緒に居た時間が好きだった



窓の外の風景に少しぼやけた自身が重なる



ひどいを顔してるんだろう
ぼやけて見えるのは神様のサービスかな



アクセルを踏んで
もっと早く
思い出に追いつかれないように