いつかの果て

一年中暖かくて
ずっと慎ましい花が咲いていて
枯れることのない緑に囲まれている
芝生に寝転んでいるぼく
じゃれてくるきみ
二人で笑い合って



きっといつか
きみといつか
何処までも続く時
何処までも見える空
その向こうで君と一緒にいれたら



常緑の中で過しているそんな夢を見た
電車のアナウンスで目を覚ます
ほんの五分位の眠りの中で