2006-05-01 生 - セイ other 傷ついたカラダを癒すように 燻った心を冷やすように 朝の光と水を浴びる 少しだけ物思いに耽る 水滴の付いた鏡に映る男がこっちを見ている 色濃く残った隈 病的な肌 何かに飢えてぎらりと光る瞳 鏡の男は不思議な笑みを浮かべて話し掛けてくる 存在の意味を問い掛けてくる 答えなんて無い 不甲斐無い掌は神に祈りを捧げて赦しを請う 今日に逃がしてもらえるように 何で生きてるんだろう 何に生かされているんだろう 鏡に映る君は誰なの?