落ちて堕ちて墜ちて

いいってまずはやってから考えろよ
まだ考える余地があるよ
出足が遅いからいつも出し抜かれるんだぞ
足取りが重いんだ仕方ないだろう
その快楽までは知っているはずだ
その先はどうするの
どんな偉人でもな成功するキッカケってのは本能に任せた時なんだよ
理性はただの枷って事か
考えてたら皆と同じになっちまうぜ
僕は僕で在りたい
扱いやすいぜすぐ挑発に乗るんだな
自分の考えが大層なものだなんて思ってない
けれどお前は自分と外の間に高い壁か真っ暗な闇を抱えてる
それは誰にでもあるだろう
お前のは深すぎるんだよ
だから誰も近づかない
近づけない
下らないプライドか
自分でそうしてきたんだろう
選択肢は全て覚えているよ
お前のその外側に塗りたくられた優しさと笑顔
気がついたら身についてたんだ
見苦しいぜ
気持ち悪い
自分を外に引き摺り出す事もできないなんてな
諦める事に慣れてきたな
とりあえずやっちまえよ目の前の問題を
快楽のためにか
気持ちいいぜ
解かってる
打たれる杭も突き抜けちまえば喝采を浴びる
それが僕が僕である為にとは違う気がする
ほんとお前みたいなやつは邪魔だよな
僕の人生にか
俺の人生にも
お互い様だろ