2006-11-18 雪音 sketch 窓の向こうの音の無い白い景色 木の温もり溢れる部屋を飛び出す 無垢な画板に足跡で線を引く 柔らかな冷たいベッドに寝転ぶ 真っ暗な底の無い空 思い出したように光り色付く雪の欠片 降り積もる時間の片隅に埋まっていく 雪と月の灯りが優しい夜を浮かび上がらせる