五感が全て記憶している 感じて余韻を 追憶を

ついさっきまで君と過ごしていた部屋
ふとした死角に気配を感じ
振り返り
冷めた笑いが漏れる




君の気配で満たされた部屋
自分はとても小さいものに思える



もしも外と内が境目だけで隔てられているのなら



君への思いの大きさに
自分が耐え切れなくなってるって事になるのか



それでも遠いと思う



抱きしめたときの感覚と
君の匂いに包まれて眠る