漏れる言の葉 浮かんで割れて 溢れて溺れる
ここに落とされる時に与えられた言の葉
今持ちえる残り僅かな言の葉
与えられるもの
中で起きる変化
漏れる言葉は軽く
記す言葉は儚く
どこへ行くかわからない
どこへも行きたくはない
結んだつもりの糸は
操られるため
どうすればいいかわからない
教えて欲しいとも思わない
なにもしたくない
どうにかしたい
ゆらゆらと揺れる言の葉
降り積もり全てを隠す雪みたいに
自らその葉溜りに溺れる
いっそ焼かれてしまえばいいのに
いっそ涸れてしまえばいいのに
それすら思うようになんてならなくて
自ら傷つけるように刻み続ける
衝動に背中を押されて