文字や単語の羅列という命

いつかここにくるかもしれないだれかへ
もしかしたらそれは先の自身かもしれない
深夜にWebを彷徨っていた人かもしれない
検索結果の中のひとつに紛れていたのかもしれない
その誰かは
疲れた顔でPCの前に座っているかもしれない
仕事の合間かもしれない
もしかしたらこのページをよく見てくれている人かもしれない



書いた瞬間から
その文字や単語の羅列は
それや書き手から離れる
長く使い込んだ道具には神が宿るという
この世界に産み落したそれらにも
魂が宿るなんて事もあるのかな
それらはネット上では永遠を手に入れる事になるのかな



週末の眠りに落ちる時
終わりのない時間
生きてきた印し
幸せとか



そんな事を
ぼんやりと思う