2006-02-08 人格 other 優しい人ねってなんて冷たい響き 甘い言葉故に突き刺さり抜けなくなる 笑顔という壁に阻まれ愕然とする なんて卑屈なんだろう なんて身勝手なんだろう なんて思い通りにならない心 引きずり回して来て磨り減り軽くなった自身 生まれてから積み上げてきた道を振り返る 羊水の跡のように濡れててらてらと光っている 生臭い生きてきた証 今日もほんの少しのすれ違いで誰かが幕を引く