擦り切れた心の断片

灰色の雪が降る仄暗い毎日
そんな中で君に会えてよかった
心からそう思うよ
本当だよ
君からみたら信じられないかもしれない
他の人がみたら軽蔑するかもしれない
結果や過程はどうあれ
この言の葉は紛れも無く



それもその中のひとつでしかなくて
いずれ
いやすぐにでも埋もれてしまうのかもしれない



お互いに共有した時間や感情
そんな他愛の無い幸せな時間
それが唯一無二の真実だなんて事もなくて
ずっと心に残るものでもないけれど
幸せだったからこそ消えて行く
そんなものもあるんだと



君を愛していると言った事も思った事もないけれど
少しだけ
少しだけ好きだったんだよ