誰も居なくなったあの日に決めた そしていつかありのままの先に光を見つけた

毎日水を替えていた一輪の花
すぐに枯れてしまった
むしり取ったあの日に決まっていた
どうして花は枯れるんだろう



自らを創り組み変えてきた
すぐに固まってしまった
その足で歩き出した日に決まっていた?
どうして人は死ぬのだろう



身長は伸びたけれど大人とは違う
歳月が過ぎる度に首を傾げる
これでいいの?
少しは大人になった?
誰が答えられる?
感覚の鈍い足を引き摺りながら
上も下も見えない螺旋の階段を登り続ける
先人達はその果ての先に何を見たのか
そこはどこなのか
なにがあるのか