探求者達 狂信者達

君を想って過ごす夜は
幸せだったんだ
きっと
君の姿が目に止まるだけが全てだった
声に出すことも触れる事もできなかった
昨日の夜はあんなに言えたのに
昨日の夜はあんなに
何度でも繰り返した
嫌じゃなかった



空に捧げた祈り
少し返してもらおう
自らの心を声に変えて
長い夜に風に乗せた言葉
枕元で囁き合おう
気持ちが届くと良いなと願っていた時間
これからは抱き合っていよう
言葉に変えて
長くて呆れる時間の中を彷徨って歩こう
真っ白の霧で目が見えなくても
もう君しか見えないから